きくちのまんま新聞
2022.08.04
JA菊池女性新入職員菊池地方の豊作祈願 菊池市の菊池神社御田植祭
菊池神社の献穀田御田植祭が6月24日、菊池市にある今の神社献穀田でありました。神職が雅楽を演奏する中、JA菊池の女性職員4人が、早乙女に扮(ふん)して、白丁(はくちょう)姿の神社総代3人と共に「ヒノヒカリ」の苗を一株ずつ、丁寧に植え付けました。
菊池地方の豊作を祈願する伝統行事で、1958年から続いています。神社奉賛会員やJA、行政関係者20人が参列した。苗は太田主の永田正一郎さん(70)が栽培。10月の抜穂祭(稲刈り)まで永田さんが管理します。
永田さんは「今年も無事開催でき良かった。日本人の元気の源であるお米のありがたみを感じ、たくさん食べてほしい」と述べていました。
早乙女役を務めたJA職員、立花空夢さんは4月に入組したばかり。「おいしいお米が実ってほしいと思いながら植えた。1本ずつ手で植える大変さを実感し、昔の方々の凄さを知った。改めてお米に感謝しながら食べようと思った」と話していました。