ほっと一息
2022.07.05
地球の未来を 考える夏にしよう 夏休み子ども図書館
JA広報通信6月号
農文協・農業書センター(選書協力:自然と子どもたちを結ぶ NCLの会)
「夏休み子ども図書館」の本をお届けします。絵本から読み物まで、
自然やSDGs学習にぴったりの本です。自由研究や感想文にいかがでしょうか?
ちきゅうのための1じかん あかりをけそう! アースアワー
アースアワーとは、毎年春分に近い土曜の夜8時30分に、世界中の人々が明かりを消す時間のこと。「電気を節約し、わたしたちの地球を守る」ために、心を一つにして60分を過ごすのです。
小学1・2年から
● 評論社 ● 1540円
● 作:ナネット・ヘファーナン/絵:バオ・ルー
訳:おがわひとみ
ドラえもん探究ワールド special SDGsでつくるわたしたちの未来 いっしょに考えよう! 17の目標
SDGsを17のテーマ別に紹介しています。これから私たちが取り組めることをドラえもんの漫画で楽しくやさしく解説します。
小学1・2年から
● 小学館 ● 1155円
● 漫画:藤子・F・不二雄
監修:藤子プロ 北俊夫 浜学園
小学館の図鑑NEO カブトムシ クワガタムシ
日本と世界のカブトムシとクワガタムシを中心に、仲間のクロツヤムシやコガネムシ、テナガコガネ、ハナムグリなど約850種を掲載した子ども向け図鑑。標本写真は全て撮り下ろしで全種を実寸大で紹介。
3歳から
● 小学館 ● 2200円
● 監修・執筆:小池啓一/写真:新開孝
指導:筒井学
おはなしSDGs 住み続けられるまちづくりを サクラの川とミライの道
勉強も運動も普通なので、名前をもじってB太郎と呼ばれている主人公映太郎は、転校生の伸太郎と一緒に夏休みの大半をコガモ川で過ごします。そんなコガモ川に「フタ」をする計画があると聞いて……。
小学3・4年から
● 講談社 ● 1485円
● 作:稲葉なおと/絵:中村至宏
ポリぶくろ、1まい、すてた
ポリ袋を1枚、道に捨てた。次の日には2枚になり、それはやがて100枚に……。20年前、アフリカの小国ガンビアに、自分の捨てた物は自分で何とかしなければと考え、仲間たちとある活動を始めた女性がいました。
小学3・4年から
● さ・え・ら書房 ● 1650円
● 文:ミランダ・ポール
絵:エリザベス・ズーノン
訳:藤田千枝
捨てられる食べものたち 食品ロス問題がわかる本
世界の食料の3分の1は食べられずに捨てられています。ハンバーガー1個を捨てることは、お風呂15杯分の水を捨てるのと同じ……!? 驚きのもったいないを紹介しながら、食べ物のごみを減らす工夫やこれからできることを考えます。
小学5・6年から
● 旬報社 ● 1540円
● 著:井出留美
絵:matsu(マツモトナオコ)
生ごみから エネルギーをつくろう!
家庭や学校でできる、ペットボトルを使って生ごみからバイオガスと液体肥料を作る方法を紹介。できたバイオガスでお湯を沸かしてお茶を入れ、液体肥料は野菜栽培に。運動会ではトーチを手作りして再生可能エネルギーの炎を燃やそう!
小学5・6年から
● 農文協 ● 1540円
● 文:多田千佳/絵:米林宏昌
うんこでつながる世界とわたし うんこがにぎる未来社会
安全な場所でうんこができるのは平和な証拠。世界には安全な水やトイレがない地域もあるのです。うんこから私たちの未来の暮らしと深く関わる食、環境、平和、ジェンダーなどの問題が見えてきます。
小学3・4年から
● 農文協 ● 2750円
● 著:湯澤規子/絵:石井聖岳
楽しい調べ学習シリーズ 災害伝承の大研究 命を守るために、どう伝える?
地震、津波、火山噴火、台風……。自然災害の多い日本では、被災の体験や教訓を、災害記念碑、古文書、民話、行事、災害遺構、語り部などで伝えてきました。多くの例からこれからの災害の伝え方を探ります。
小学5・6年から
● PHP研究所 ● 3520円
● 監修:佐藤翔輔
もしものときにそなえよう! 命を守る防災 〜一人でいるときに自然災害にあったら~(1)わたしの防災
近年増えている自然災害に対して、私たち一人一人はどのように考え、備え、行動していけば良いのでしょうか。最新の知識を基に、私たちが取るべき「わたしの防災」の基本を紹介します。
小学3・4年から
● 汐文社 ● 3080円
● 著:佐伯潤 命を守る防災制作委員会