きくちのまんま新聞

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繁殖牛の放牧始まる JA菊池一貫繁殖牛部会の広域放牧利用組合

JA菊池一貫繁殖牛部会は5月10日、2022年度第1陣肉用繁殖牛(黒毛和牛)74頭を阿蘇の牧野に放牧しました。12月までの目標は延べ500頭。最大放牧頭数は200頭。生産コストの削減と優良子牛生産で「地域内・経営内一貫生産」を目指します。

 

 

放牧は管内の肉牛生産基盤の強化が目的。肉用繁殖牛増頭を推進し、省力・低コスト飼養管理の目玉として2005年度から阿蘇の木落牧野組合と連携して始めました。同部会の生産者でつくる広域放牧利用組合の組合員は16人。

 

 

利用組合の古庄廣継組合長は「牧野で新鮮な牧草を食べ、いい子牛を出産してほしい」と牛を牧草地に降ろしました。

 

 

JA担当の古庄孝寛職員は「事故がおきないよう組合員と共にしっかり管理していきたい」と話しました。

 

 

放牧中は、ダニ熱や放牧地からの滑落事故がないよう、県家畜保健衛生所や地域振興局の協力を得て、3週間に一度検査を行います。