ほっと一息

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2022.06.17

トラブル回避の基礎知識 子どものオンラインゲーム機でのトラブルにご注意!

JA広報通信5月号

国民生活センター相談情報部●井澤美智子

 

 

 子どものオンラインゲームでの課金トラブルが増加しています。

【事例】小学生の息子に、父親のアカウントで家庭用ゲーム機を利用させていた。先日、パソコンのメールアドレスにオンラインゲームの決済メールが届いていることに気付き、調べたところ、息子がゲームのポイントを入手するためにクレジットカードで7万円を決済していたことが分かった。アカウントには父親のクレジットカードを登録してあったが、息子はインターネットの動画サイトの通りに操作しただけで、課金されているとは知らなかったと言う。どうすればよいか。

 

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、自宅で過ごす時間が長くなる中、子どもが保護者の許可なくオンラインゲームで課金したというトラブルが増えています。未成年の子どもが保護者の同意なく契約した場合には、民法で定められた未成年者取消権によって、その契約を取り消すことができます。しかし、オンラインゲームの課金の多くはプラットフォームのアカウントを通じて行われ、子どもが保護者のアカウントで課金した場合には、子どもが課金したとの証明は難しく、取り消しが認められないことがあります。

 保護者が子どもに課金方法を教えていなくても、子どもは動画サイトや友達から情報を得て課金できることがあります。予期しない子どもの課金を防ぐために、保護者のアカウントは利用させず、子どものゲーム利用を管理・保護するため「ペアレンタルコントロール(視聴年齢制限)」機能を設定しましょう。さらに決済時にパスワードが必要となるように利用設定をしましょう。また、許可していない課金に気付けるように、課金後に決済完了メールが保護者宛てに届くように設定しましょう。子どもにオンラインゲームを利用させる場合には、事前に利用時間や課金などの利用ルールを家族で話し合い、各種設定を行いましょう。