きくちのまんま新聞

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「花純」で県産の認知度向上 カスミソウの花酵母を使った日本酒「花純」を県知事へ贈呈

JA菊池の三角修組合長と花卉(かき)部会代表者らは5月10日、県庁を訪問し、JAが開発した全国初のカスミソウ花酵母を使った日本酒「花純(かすみ)」を蒲島郁夫熊本県知事に贈りました。

 

 「花純」はJAと東京農大、県内の蔵元・亀萬酒造が連携して開発。カスミソウで採取した花酵母、米「ヒノヒカリ」、前川水源の水は全て菊池産。新型コロナウイルス感染拡大により、花卉の需要や日本酒の出荷量の減少する中、県産カスミソウと日本酒の新たな需要喚起と認知度向上につなげます。

 

 

 贈呈式には、三角組合長をはじめ同部会の菅誠輝部会長や上田佳子女性部長、亀萬酒造の竹田瑠典専務、関係職員らが出席。

 

 

三角組合長が「香り高く、フルーティーでスッキリした味わいに仕上がった。カスミソウの花言葉は『感謝』。コロナ禍で顔が合わせれない中、「花純」で感謝を伝えるきっかけになればと思う」とあいさつし、蒲島知事へ「花純」を手渡した。また、上田女性部長からカスミソウの花束も贈られました。

 

 

 蒲島知事は「全国初の明るいニュースでうれしい。コロナ禍で厳しい状況だが、県産の認知度向上にも繋がり、コロナ禍克服に向けた取り組みにもなる。ありがたい」と話しました。