きくちのまんま新聞

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農家丸ごと体験で農家の苦労、楽しさを実感 JA菊池新入職員

JA菊池は4月6日から11日までの6日間、新入職員農家実習を行いました。2022年度新入職員19人と、新型コロナウイルス感染拡大のために実習が出来ていなかった20年入組の職員21人が対象。農作業の大変さや苦労、農家生活の楽しさ、あたたかさを実感しました。

 

 

ゴボウ農家で実習した迫慎一郎職員(39)は「日本の『食』は農家の苦労の上に成り立っていることを実感した」と話し、眞嶋未羽職員(20)は「牛の出産に立ち会う貴重な経験をさせてもらい、命の尊さを学べた」と述べていました。

 

 

受け入れ農家は「汗を流し、よく頑張ってくれた。今の気持ちを忘れず、親しまれるJA職員になってほしい」と激励。

 

三角修組合長は「実習後の職員の笑顔は希望であり、これからの成長に期待したい」と笑顔を見せました。

 

 

実習では、スイカやゴボウなどの収穫や出荷、管理作業、畜舎の清掃、餌やりなどを手伝いました。早朝からの農作業や食事を共にし、農作業以外にも部会活動や家事の手伝い、地域との交わりなどを通してJA職員としての決意を新たにしました。

 

 

取り組みは組合員と感動を共有できる職員養成の一環で、毎年行っています。