きくちのまんま新聞

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茶の豊作を祈願 一番茶最盛

JA菊池は「八十八夜」の2日、2022年産茶の良質・豊作を祈る献茶祭を菊池市の菊池神社で行い、茶部会役員、JA、行政関係者10人が出席しました。三角修組合長が「品質の良い茶生産と豊作、菊池茶の発展を祈願する」とあいさつ。

 

 

茶部会石山浩二部会長は「5月の連休は一番茶刈取りの最盛期。近年、異常気象に悩まされることも多いが、菊池地域の風土が育んだおいしいお茶をしっかり製造していきたい」と話し、自宅の茶工場に足を速めました。

 

菊池地域では、菊池市、合志市、大津町、菊陽町で栽培。JA茶部会29戸、栽培面積110ヘクタール。取扱量は年間140トンを見込んでいます。平坦地では、大規模茶園が蒸し製玉緑茶を中心に生産。山間部では昼夜の寒暖差を利用して、味と香りに優れた煎茶を作っています。

 

JA営農部酒井俊一郎指導員は「仕上がりは良く、いいができている」と話しました。