ほっと一息

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2022.06.03

日本の「農」と「食」を学ぶ サツマイモ

JA広報通信5月号

●日本農業検定事務局

 

 

 5月末~6月上旬ころに定植するサツマイモ。植え付けの1週間前までに堆肥や化成肥料を施し、畝の準備をしておきます。芋づるの長さが25~30cmで、節(葉が付いている部分)が7~8節あり、茎が太く、葉の厚みがあるのが良い苗です。気温が15度程度になったら植え付け適期。苗がしおれていると活着が悪くなるので、30分ほど水に漬け、苗がピンとしてから植え付けます。植え付け方法はいろいろありますが、水平植えや船底植えが一般的です。芋づるの元の方の節が4~5節は土の中に入るように植え付けます。

 

問題 サツマイモの生育についての説明で、正しいのは次のうちどれですか。

(1)サツマイモは、茎や葉の伸長と芋の肥大が並行して進む作物である。
(2)サツマイモは乾燥に弱いため、常に十分な灌水(かんすい)を行うことが大切である。
(3)リン酸肥料を多く施すと、つるばかりが勢いよく伸びる「つるぼけ」状態になる。
(4)窒素肥料を多く施すと、芋が肥大しやすくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解答:正解は(1)です。

 

解説:サツマイモは乾燥と高温に強く、乾燥が続き、活着が心配されるとき以外は灌水しなくてよいので、(2)は誤り。窒素肥料が過度になると、つるばかりが勢いよく伸びる「つるぼけ」になるので、(3)は誤り。

カリ肥料の割合が高いと芋が肥大しやすくなるので(4)も誤りの選択肢となります。
『新版 日本の農と食を学ぶ 中級編』 (94ページ)より


図 : 一般的な植え付け方法

 

 


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