ほっと一息

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2022.04.13

ヘルス&ビューティー マスクによる肌トラブル

JA広報通信3月号

健康科学アドバイザー●福田千晶

 

 

 コロナ禍でのマスク生活も約2年となりました。マスクによる肌のトラブルに悩む人も多くいます。

 マスクで覆われた肌は、温度も湿度も高く蒸れやすく、細菌が繁殖しやすい環境です。ニキビの原因になるアクネ菌が増殖することで、ニキビや吹き出物ができやすくなります。

 マスク着用の日々では、日頃のスキンケアがさらに重要になります。メイクや肌の汚れを丁寧に落とし、洗顔をしたら、化粧水と乳液で保湿をしましょう。保湿が不十分だと、肌は乾燥を防ごうと皮脂を余分に分泌して、ニキビの原因になります。

 

 マスクを小まめに取り替えたり、汗をかいたら拭き取り化粧水で保湿をする一手間も、肌トラブル回避に大切です。

 マスクで肌がこすれると、皮膚の表面を守っているバリア機能が弱り、肌荒れが起こります。日頃からスキンケアをしっかりと行い、肌の状態を整えておくことが大切です。また、マスクを着脱するときには、肌をこすらないように留意し、ゴムの部分を両手で扱い、着脱しましょう。

 マスクをして農作業をしたり、屋外を長時間歩いたり、自転車に乗ったりすると、マスクで覆われていない部分だけが日焼けするトラブルもあります。その逆にマスクをしている部分もわずかに日焼けしますから、屋外に出るときは顔全体や首に日焼け止めクリームを塗りましょう。これから紫外線が強くなる季節になります。日焼け対策をお忘れなく。

 まだしばらくは、マスク生活が続きそうです。ニキビや肌荒れなどの症状が改善しない場合は、早めに皮膚科を受診して治療を始めるのが良いでしょう。