ほっと一息

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2022.03.19

トラブル回避の基礎知識 サブスクリプションに関する相談が寄せられています

JA広報通信2月号

国民生活センター相談情報部●大井菜子

 

 

【事例】久しぶりにクレジットカードの明細を確認したら、音楽配信サイトの月会費が請求されていることに気付いた。以前、ポイントが得られるとの広告を見て「無料お試し」登録をし、クレジットカード番号を入力したが、有料登録をした覚えはない。業者に問い合わせると、「無料期間を過ぎて解約しない場合には有料のプランに移行する」という契約条件が記載されていたという。また、解約には登録時のIDなどのアカウント情報が必要だと言われたが、すぐには思い出せない。利用しなかったのに料金を支払う必要があるのか。

 サブスクリプション(以下サブスク)とは、定められた料金を定期的に支払って、契約期間内に商品やサービスを利用する契約形態のことです。音楽配信の他、動画配信、レンタル、学習教材、専門家相談、外食などさまざまなサービスがサブスクで提供されています。契約中はサービスを利用しなくても料金が発生すること、解約しない限り契約が自動更新され、支払いが継続することが主な特徴です。「無料お試し」をきっかけにサブスクに申し込んだ場合でも、「無料期間を過ぎて解約しない場合は自動的に有料サービスに移行する」などの契約条件が付されている場合が多く、注意が必要です。さらに、申込時の登録情報は解約手続きに必要になることがあるので、必ず記録に残すことが求められます。

 

 

 トラブルを避けるため、サブスク契約を申し込む前に、サービス内容、サービス提供事業者名、提供条件、解約方法などをしっかり確認することが大切です。またクレジットカードの請求明細は、毎月必ず確認しましょう。申込時の登録情報が分からない場合は、運営業者に問い合わせをしてください。