きくちのまんま新聞

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まちづくりに地域と学生が連携  県立大・菊池高校・菊池農業高校

 熊本県立大の学生と菊池市内の菊池高校と菊池農業高校の生徒が「お米の商品化ワークショップ」を、2021年11月と12月に3回開きました。菊池市「域学連携」事業の一環。同市は、地域と大学生や高校生の連携したまちづくりの成功例にしたいと期待しています。

 

 

ワークショップは、少子高齢化でコミュニティの維持が課題の一つである同市内の泗水町田島地区と、2014年から子育て世代の移住促進について取り組んでいる同大環境共生学部の柴田祐教授が、大学生と共に高校生の発想を生かした「お米の活用法」や「商品開発」「田島地区のPR活動」ができないかと、両高校に協力を依頼して実現しました。

 

「お米を使って田島をPRするためには」をテーマに、田島地区の米農家と連携し、まず田植えや稲刈りを体験しました。11月に菊池農業高校で1回目のワークショップを、2回目を12月上旬、菊池高校で開きました。

 

 

菊池高校から8人、菊池農業高校から13人、県立大学から5人の21人が参加。PR方法やプロジェクトのキャッチフレーズについてグループでアイデアを出し合いました。「魅力をSNSで発信する」「インパクトのあるパッケージが重要」など、いろいろな意見が飛び交い盛り上がり、急遽3回目を12月下旬に開き具体策を更に話し合いました。最後は大学生が仕上げて同大でのイベントで販売する商品に使用。その利益は、次年度の活動に活用し、この活動を継続します。

 

柴田教授は「高校生にもまちづくりに興味を持ってほしいと呼び掛けた。多くの生徒が集まり、予想以上のアイデアが生まれ、今後がたのしみ」と話しました。

 

4月から県立大学への進学が決定している食品化学科3年の丹秀晃さんは「地域との交流だけでなく、まちづくりに関わることができてうれしい。他校の生徒と討議できたことは刺激になった。進学後も田島地域の農家さんとの交流や地域づくりに関わっていきたい」と感想を述べました。