ほっと一息

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2022.02.04

心に効く! このひとこと 「私はいい女、いい男」

JA広報通信2月号

エッセイスト●小川由里

 

 あなたは自分を「いい女、いい男」だと思っていますか?

 私は思い込むようにしています。鏡を見れば、紛れもないフツーのおばさんでも「私はいい女」という言葉が心に効いて、脳や行動にいい緊張を与えてくれるからです。

 まず、家にいても一応身だしなみを整えます。どこへも出ないからなりふり構わない、どうでもいい、ではいい女とはいえませんから。

 次は行いに気を配ります。

 例えば、お店で食事をしたあと、その場でコンパクトを出して化粧直しをしたりはしません。どこでも携帯電話を取り出して大きな声でしゃべる、公園や観光地などを歩きながらものを食べる、飲むなども「いい女のすることではない」と考え、決してしません。人前で見苦しい行動を取らないこともいい女の大事な条件なのですから。

 集まりや会合などでは座っているだけでなく発言します。いい女は人前できちんと自分の意見を言う強さもなければいけませんから。

 券売機の前などで戸惑っているお年寄りがいれば「お手伝いしましょうか」と声を掛けます。いい女は優しくなければいけないのですから。

 つまり「私はいい女」と思い込むことで、自分磨きができるのです。

 「いい人」になるのは簡単です。他人の言葉にハイハイと従っていればいいのですから。でも「いい女」になるには努力が必要です。

 皆さんも朝、鏡を見て「私はいい女、いい男」と自分に暗示をかけてみてください。ちょっと照れくさくて笑みが浮かぶとともに背筋がピンと伸びて「よし、今日もいい生き方をしよう」という気持ちになりますよ。