ほっと一息

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2021.12.08

日本の「農」と「食」を学ぶ ネギの基本的特性

JA広報通信12月号

●日本農業検定事務局

 

 

 ネギは、軟白化させた葉鞘(ようしょう)を食べる根深ネギと葉ネギに大きく分けられます。根深ネギは耕土の深い場所が多い東日本で栽培されてきました。冬にも成長するタイプの「千住ネギ」と、冬に地上部が枯れて休眠し、越冬できる耐寒性の強いタイプの「加賀ネギ」があります。葉ネギは、耕土の浅い西日本で多く栽培され、京都府の「九条ネギ」は年間を通じて収穫されます。

 

問題 ネギの基本的特性についての説明で、間違っているものは次のうちどれですか。

(1)栽培に適した土は、耕土が深く、通気性の良い土壌・砂壌土である。
(2)生育の限界温度は下が15度、上が25度と耐寒性、耐暑性共に低い野菜である。
(3)光の弱い冬季の栽培や、密植栽培が可能な野菜である。
(4)生育に合わせて、葉鞘部と葉身部の境まで何回かに分けて土寄せをすると、葉鞘部が軟白化した根深ネギができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解答:正解は(2)です。

解説:ネギの生育限界温度は下が4度、上が33度と耐暑性、耐寒性共に高い野菜です。
 ネギの発芽適温は15~25度、生育適温は20度前後です。光の弱い冬季の栽培や密植栽培も可能で、乾燥には強いものの、湿度が高いと酸素不足による湿害を受けます。
『新版 日本の農と食を学ぶ 中級編』(102~103ページ)より

 


図:ネギの各部の名称

 

 

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