ほっと一息

ほっと一息

2021.11.16

手軽においしく! ごはんスティックストック

JA広報通信11月号

イラスト/小林裕美子

 

 何かと慌ただしい朝の時間、つい食事をおろそかにしてはいませんか? 
そんなときの強い味方が、冷凍庫に作り置きした「ごはんスティックストック」!
脳と体のエネルギー源になるご飯をサッと手軽に食べられる方法です。
作り方はとても簡単。昼食やおやつとしても大活躍してくれそうです。

忙しい朝の強~い味方

 

 朝食には、体を目覚めさせ、午前中の集中力やパワーを生み出すという大切な役割があります。特にエネルギー源になる炭水化物と筋肉などを作るタンパク質を含むご飯は好適。よくかむことでゆっくり分解され、腹持ちが良い上に太りにくいのもうれしい点です。
 けれど和の朝食は手間がかかるのも確かです。ご飯とおかずなどをそろえると洗う食器も多くなります。
 そこで、今話題のごはんスティックストックを作り置きしてみてはいかがでしょう。
 ご飯に具材を入れてラップで棒状にまとめたのが、ごはんスティックストックです。電子レンジで温めてのりを巻けば片手でパクッと口にでき、時間がないときは外に持って出ることもできます。これなら体に良いお米の朝食が楽々。のりはビタミンやミネラルも豊富ですし、余裕があれば野菜のみそ汁などを添えれば栄養バランスもばっちりです。

 

 

中身はアイデア次第

 ごはんスティックストックに入れる具材は、水分が少ないものなら何でもOKです。ご飯とのりは和洋中あらゆる味付けとも相性が良いのが魅力。納豆や梅干し、つくだ煮といったベーシックな和食材以外にも、厚焼き卵、焼き肉や焼き魚、ソースをまぶした豚カツ、コンビーフ、汁気をきった炒め物など、ご飯に合いそうな食材を何でも入れてみましょう。夕食で残ったおかずを活用するのも一手です。

 

 

白ご飯以外もOK

 白ご飯+具材の組み合わせの他、季節の炊き込みご飯で作るごはんスティックストックもお薦めです。また、チキンライス、チャーハン、パエリアなど油分のあるご飯物も、棒状に整えるときに少し力を入れて押さえ、温めてすぐにのりを巻けば、パラパラせず食べやすくなります。

 

参考:“和”食文化推進協議会「ごはんSTICK STOCK」

 

 

 

夜や休日に簡単作り置き

 

材料(1本分の目安量)

●ご飯……約75g(茶わん約1/2杯)
●具材……大さじ1~2(納豆なら1/2パック)
●焼きのり(全型)……1/4枚

 

 ごはんスティックストックには1本につき茶わん1/2杯分のご飯を使います。残りのご飯を利用する他にも、休日などに何合か炊いてまとめて作っておくのも良いでしょう。
 ラップとご飯、具材さえあれば、作り方は誰にも簡単。クルッと棒状に巻き込むだけです。細長いおむすびともいえそうですが、握るテクニックはいらず、温めるのもおむすびより短時間で済みます。
 完成したごはんスティックストックは出来たてをそのまま食べても良いのですが、時短朝食を目的とするなら冷凍庫にストックを。

 

POINT

中の具材名をラベルに書き込んでおけば選ぶ際に分かりやすくなります。

 

 

作り方

 

(1)温かいご飯をラップにのせ、しゃもじで約12cm角に広げる。

 

 

(2)具材をご飯の真ん中より少し手前にのせる。

 

 

(3)ラップを手前から持ち上げ、奥に向かって巻いてスティック状に。

 

 

(4)ラップの上から軽く握って、形を整える。

 

 

(5)ラップの両端をキャンディーのようにしっかりひねって留める。

 

 

(6)冷凍庫に入れてストック!

 

 

 

解凍していただきます!

 

食べ方

 

(1)ラップのまま電子レンジで解凍(500Wなら約1分40秒※)。
※加熱時間は電子レンジのワット数や具材の種類によっても異なります。
 お好みで調整してください。

 

 

(2)ラップを外してご飯を少し冷まし、仕上げにパリッとした焼きのりで巻く。

 

 

(3)完成! そのまま手に持っていただきます! 2本でちょうどお茶わん1杯分のご飯の量になります。

 

 

 

POINT

のりは全型の4分の1サイズがベスト
のりは全型を縦横半分にした4分の1サイズがごはんスティックストックにベストな大きさです。切ったのりを乾燥剤と一緒に容器にストックしておけば、いつでもサッと使えます。

 

 

 

POINT

のりを巻いての冷凍はNG
のりを巻いてから冷凍すると、水分を含んでラップに張り付くのでNG。食べる前に巻き、のりの風味と食感を楽しんでください。

 

 

 

アレンジ具材 アラカルト

 

かつお節 + みそ

ご飯にみそを適量広げ、その上にかつお節をたっぷりのせます。
かつお節を押さえながらゆっくり巻きましょう。

 

 

ツナ缶 + コーン + カレー

ツナ缶とコーンを1対1の割合で混ぜたら、風味付けにカレー粉を少し加えます。缶詰は水気をよくきってから使うのがポイントです。

 

 

さけ + ごま油 + いりごま

さけフレーク(大さじ1~2)をご飯の手前にのせます。ごま油を少々、いりごまをたっぷり散らして風味を楽しみましょう。

 

 

チーズ + しそふりかけ

ご飯にしそふりかけと細切りチーズまたはとろけるチーズをお好みの量のせるだけ。はみ出ないように巻くのがポイント。

 

 

明太子 + バター

ピリッとした辛さが癖になる明太子に、室温で軟らかくしたバターをあえてご飯の上に。解凍は温め過ぎないように注意しましょう。

 

 

練り梅 + しらす + いりごま

練り梅をご飯に広げ、しらすをのせて、いりごまを振り掛けます。練り梅は塩分が多いので、量は加減しましょう。

 

 

 いろいろな具材のごはんスティックストックがいつも冷凍庫にあったら、朝食だけでなく、ちょっと小腹がすいたときにも楽しく選べそう。アイデアを駆使して、ぜひチャレンジしてみて!