ほっと一息
2021.11.08
社会人のための日本語検定 第45回 見合いの話を うまく断る言い方は?
JA広報通信11月号
●出題:特定非営利活動法人 日本語検定委員会
問一 文法 3級
次のようなことを言うとき、( )の部分はどちらの言い方が適切でしょうか。適切なほうを選んで、番号で答えてください。 今朝は電車内がひどく混雑していて、目的の駅で( )のではと心配になるほどだった。
(1)降りられない
(2)降りれない
問二 敬語 2級
【 】のようなとき、( )に入る言葉として最も適切なものを選んで、番号で答えてください。
【見合いをすすめてくれた会社の上役への断りの手紙で】 ご( )は感謝に堪えませんが、今はまだ結婚は考えられないので、お見合いはお断りさせていただきます。
(1)懇情
(2)懇請
(3)懇意
解答・解説
問一
(1) 「降りる」は上一段活用動詞であり、可能表現は未然形「降り」に「られる」を付ける。したがって、(1)「降りられない」が適切。
(2)「降りれない」は、ら抜き言葉で不適切。
問二
(1) 相手に対する親切な気持ちを表す、(1)「懇情」が適切。
(2)「懇請」は、強く頼むこと。
(3)「懇意」は、親しくしていること。 2021年度 日本語検定 実施予定 日本語検定は、日本語を使う全ての人のための検定です。日本語の総合的な運用能力を測るため、敬語・文法・語彙・言葉の意味・表記・漢字の6つの領域から出題しています。受検級は1級から7級で、小学生から社会人まで幅広い層が受検しています。
2021年度の日程は右記の通りです。
第2回
〔実施日〕11月12日(金・準会場) 11月13日(土・準会場/一般会場)
※受検申込の受付はすでに終了しました。 受検申込、資料請求などのお問い合わせは、下記のフリーダイヤルかホームページからお願いいたします。ご連絡お待ちしております。
●フリーダイヤル 0120-55-2858
●ホームページ https://www.nihongokentei.jp