ほっと一息

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2021.09.27

日本の「農」と「食」を学ぶ キャベツ

JA広報通信9月号

●日本農業検定事務局

 

 

 キャベツは産地のリレー方式によって周年で栽培が行われている野菜です。愛知県と群馬県が二大産地です。

 

問題 キャベツについての説明で、正しいものは次のうちどれですか。

(1)キャベツの結球の「充実型」は球形の早生品種で春キャベツに多く、「肥大型」は偏球形の晩生品種で冬キャベツに多い。

(2)栽培に適した土壌のpHの値は5~5・5で、6以上になると根こぶ病が発生しやすくなる。

(3)根こぶ病は、一度広がると被害を食い止めるのが難しい病気で、土壌が多湿の場合にも発生しやすいので、圃場(ほじょう)の排水を良くすることが必要である。

(4)キャベツに含まれるビタミンUはキャベツの外葉に多く含まれ、ビタミンAやCは芯の部分に多く含まれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解答

正解は(3)です。
解説:キャベツを栽培するときの土のpHは弱酸性から中性が適しているので、5・5以下になると根こぶ病が発生しやすくなります。そのときは石灰を施して調整します。

 根こぶ病はキャベツ栽培に大きな被害をもたらす病気です。この病気にかかったキャベツは、名前の通り根にこぶができ、養水分の移動ができにくくなり、しおれたり、枯れたりしてしまいます。一度広がると被害を食い止めるのが難しい病気です。地温が20度以上、多湿で発生しやすいので、排水を良くして連作を避けるのが良いでしょう。

図:球の形と結球の様子

 

『新版 日本の農と食を学ぶ 上級編』(142~143ページ)より

 


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