ほっと一息

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2021.07.27

もう一度見つめよう 食べ物の世界  サラダの魅力

JA広報通信7月号

タレント・食生活アドバイザー●岡村麻純

 

 

 最近、気になるのは、野菜を売りにしているレストランやカフェが増えていることです。先日行った人気ママカフェも、これまで前菜としての存在だったサラダがアピールポイントでした。メーンの肉や魚を押しのけて堂々とメニューのトップに来ていました。実際に注文してみると、確かに豪華。グリーンの中に赤、黄、ピンク、紫と見たことのない野菜が色鮮やかに並んでいました。一つひとつ、これは何だろうなどと話しながらいただいたサラダは、それだけで満たされるものでした。

 身近なスーパーでも、いろいろな種類の野菜を見掛けるようになりました。トマト一つでも、ミニトマトよりさらに小さなもの、黄色のトマト、デザートとして食べたくなるような甘いトマトなど、他にも黄色いニンジンやピンクのダイコン、また、スプラウトもかい割れダイコンだけでなく、ブロッコリーや豆類など種類は豊富。他にも、なじみの野菜を掛け合わせているものや、アイスプラントのような、今まで味わったことのない野菜もちらほら。野菜売り場での種類が日々増えていくように感じます。

 買い物へ行くと、野菜の旬で季節を感じる楽しみだけでなく、新たな野菜を発見する楽しみも加わったように思います。そして、ついつい毎日同じような内容になりがちだったサラダに、野菜の種類の増加によって変化がついてきました。

 今は、サラダに適した夏野菜が旬を迎え、栄養価が上がる時期です。加熱した野菜にも良さがありますが、この時期の、野菜が持っている栄養をそのままいただく生野菜のサラダは、水分も豊富でビタミンも無駄なく取れて、暑い今だからこそより魅力的のように思います。

 いまや、主役になれるほどの存在のサラダ。たっぷりのおいしい野菜で食事を楽しみながら、暑い夏を乗り切りたいですね。

 

岡村麻純(おかむら ますみ) 

1984年7月31日生まれ。お茶の水女子大学卒。大学で4年間食物科学を学び、食生活アドバイザーなどの資格を持つ。公式ブログ:http://ameblo.jp/masumiokamura/