ほっと一息

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2021.07.20

暮らしに生かす 省エネ読本  3Rは順番も大切 

JA広報通信7月号

消費生活アドバイザー・エナジーコンシャス代表●山川文子

 

 

 1年間の家庭ごみ(生活系ごみ)の量は日本全体で約3000万トン。1世帯当たりにすると約570kg、さらに1日当たりにすると約1.6kgにもなります。

 

 家庭から出るごみ以外にも、オフィスや飲食店などから出る事業系のごみもあります。これらのごみは、リサイクルされる場合を除いて、焼却や粉砕され最終処分場に埋め立てられます。このまま新しい最終処分場が整備されずに、現在と同じ量が埋め立てられた場合、最終処分場はあと19.7年(全国平均)で一杯になります。

 

 3R(スリーアール)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか? ごみを減らすための三つのキーワードで、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字を取ったものです。

 

 リデュースはごみになる物を「減らす」こと、リユースは不用になった物を別の用途で使ったり、人にあげたりして「再使用」すること、リサイクルはもう一度資源として「再利用」することです。

 

 例えば、本を買ったときにカバーを断るのは「リデュース」、読み終わった本のカバーを捨てずに、カバーの裏面をメモとして使うなどが「リユース」です。最終的にカバーを捨てるときに、古紙回収に出すのが「リサイクル」です。

 

 

 どれもごみ減量のために大切なことですが、この三つのRは、(1)リデュース、(2)リユース、(3)リサイクルという優先順位も大切です。リサイクルするためにも、エネルギーや費用が掛かっているからです。身の回りでできる3Rを意識してみましょう。