組合長からのメッセージ

組合長からのメッセージ

組合長からのメッセージ vol.83

カーボンニュートラルへの道

 

 みなさんは最近耳にする「カーボンニュートラル」をご存知でしょうか。菅総理が202010月に所信表明演説で「2050年にカーボンニュートラルを目指す」ことを表明しましたが、日本が目指す「カーボンニュートラル」とは「温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」ことを意味しています。排出せざるを得なかったぶんについては同じ量を「吸収」または「除去」することで、差し引きゼロを目指します。これが、「カーボンニュートラル」の「ニュートラル(中立)」が意味するところです。

 

 

 これまでのカーボンニュートラルの経緯を少しふり返っていきましょう。今から24年前、1997年(平成9年)に地球温暖化防止京都会議が開催されました。京都会議で採択された議定書(京都議定書)で、先進国に20082012年までに二酸化炭素(CO2)を中心とした温室効果ガスの排出量を全体で1990年比52%減らすことを定めました。この期間が第1約束期間で、2013年~2020年が第2約束期間です。

 

 日本国民の努力により、10数年の間に1割ほどの減少が達成され、今では国民1人当たり二酸化炭素の排出量は10t程度になっているそうです。それを2030年には5.3t(アメリカは12.1t、中国は9.8t)にするとの計画で、10年間で削減率50%を目指しています。あたかも、国連が2015年に採択したSDGsの最終年度となります。

 

 次号は農業について述べさせていただきます。

 

 

代表理事組合長 三角 修