組合長からのメッセージ

組合長からのメッセージ

組合長からのメッセージ vol.61

BCP(事業継続計画・業務継続計画)を検証 ~熊本地震から4年~

 

  

 

 熊本地震(震度7の本震が2回:2016414日、16日)から4年。

 家が倒れ、牛舎の屋根が落ち、梁(はり)の下には牛が足を曲げたままの状態で、屋根の重さに耐えていました。職員が駆けつけ、柱を20~30cmの長さにのこぎりで切り、ジャッキアップして梁を持ち上げ、牛の救出をしたのです。数頭は救い出したものの全頭は引き出せず、「明日はダメかもしれん」と、後ろ髪を引かれる思いで牛舎を立ち去りました。明朝行ってみると、案の定1頭は息が切れていました。その日、牛舎まで入れなかった重機が活躍できるようになり、牛を引き出すことに成功。牛はバケツ1杯の水を一気に飲み干すと、元気が出てきて首を振ったりするが起き上がれず・・・。足のシビレがなくなったからか、30分程したらスクッと立ち上がり、そこに居合わせた20人くらいから拍手がわきました。

 

 現在、お蔭様で多くのJA、国民の皆様にお世話になって日常を取り戻しております。地震当時のことを忘れないうちにと20179月「JA菊池BCP(事業継続計画・業務継続計画)」を作成いたしました。その後、できるだけ詳細にとの思いで20187月、20199月と改正を重ね202046日、全職員で「食料はどこから持って来るか」「水場はどこか(地震があったにも関わらず飲料水として使用できる湧水地がありました)」「飼料の供給方法は?」「組合員の安否確認の方法は?」などについて机上訓練を実施したところです。

 

 JAは国民の食料を供給する責務を担っています。しっかりとBCPをつくりあげていきます。

 

表理事組合長 三角 修

 

 

 

 

 

BCP Business Continuity Plan 】とは、企業や官公庁などで、通常業務の遂行が困難になる事態が発生した際に事業の継続や復旧を速やかに遂行するために策定される計画。