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2021.02.19
菊池水田ごぼう
香りも増して品質良好「冬ゴボウ」出荷最盛期 JA菊池ゴボウ部会
JA菊池北営農センターで、冬ゴボウの出荷最盛期を迎えています。日量4000~5000ケース(1ケース2キロ)を関東、関西、九州一円に出荷。出荷量750トンを見込んでいます。
JAゴボウ部会は2019年「地理的表示(GI)」を取得。20年には若手生産者による栽培技術研究会を立上げ、更に品質の統一に力を入れています。
村上公治部会長は「昨年は暖冬で早く太り過ぎ出荷調整に苦労しましたが、今年は天候にも恵まれ品質良好で、出荷も順調!甘みと旨みが増し、香りも良くおいしくなっています」と話していました。
冬ゴボウ出荷は3月下旬まで続きます。生産者は73戸で、85ヘクタールを栽培。昨年より10ヘクタール栽培面積を増やしました!
JA営農部園芸課の山口博司係長は「GIを取得したことで、生産者の気合いが増し、期待も高まり、冬ゴボウ栽培も徐々に増えてきました」と話していました。2月からは春ゴボウの管理作業も始まります。
米の減反政策の一つとして始まった冬ゴボウ栽培は、農家の収入確保のために本格化し、面積の拡大などで出荷量を伸ばします。
JA菊池ゴボウ