きくちのまんま新聞
2024.11.22
「いい夫婦の日はカスミソウ」 リニューアルした特性シールでアピール
JA菊池北営農センターで宿根カスミソウの出荷が進んでいます。11月22日の「いい夫婦の日」に向けて、出荷箱に「いい夫婦の日はカスミソウ」の県下JAグループ特製シールを貼って、アピールに力を入れます。今年はシールにカスミソウの花のイラストも入れてリニューアルしました。
JAカスミソウ販売担当の岩下将久郎さんは「気候変化で開花が早まっている。県内産地、市場、販売店が協力してPRしていく。定期注文も増え、相対取引も開始。フラワーアレンジ用の染めカスミの注文もある」と話しました。
同部会のカスミソウ専門委員会は、地域に合った品種の栽培試験や現地検討会、日持ち試験を重ね、品質向上と日持ちのいいカスミソウを目指す。専門委員会では、部会員全員の品質を均一化するための出荷前検査の強化で、さらなる品質保持に努めます。
管内の宿根カスミソウ栽培面積の8割を占める主力品種「アルタイル」は、花粒が大きめで、白さが際立ち、アレンジや花束、生花など、幅広い材料として人気です。日持ち試験の継続と検査員による出荷前の厳しい検査で、菊池のアルタイルは日持ちがいいと市場での評価も高いです。